こんにちは、もえざぶろう(@moezaburou01)です。
この間、魚工場へ日雇いバイトに行ってきました。
業務終了後、ある異変に気づきます。。
それは、
とにかく服が臭い!!
ジャージを着て行ったのですが、上下共に半端なく魚臭いのです。
しかしその時点では「洗えば取れるだろう」と高を括っていました。
強烈な匂いに耐えながら何とか帰宅、すぐに洗濯を実施。
しかし、洗濯したにも関わらず、臭いは全く変化なし!
服を無駄にする訳にも行かないので、焦りながらgoogle先生で検索をしました。
結論としては、
「クエン酸」や「酢」等、酸性のモノで中和すれば臭いが取れる
という情報を発見。
早速実践したところ、綺麗に臭いを取ることができました。
今回は、魚の臭いの落とし方について記載させて頂きます!
魚の臭いは何故落ちないのか?
服についた魚の臭いがこんなに落ちないものだとは知りませんでした (笑)
この落ちにくさの正体は、細菌。
魚のうまみ成分「トリメチルアミンオキサイド」を餌に細菌が繁殖。
繁殖した細菌の酵素によって「トリメチルアミン」に分解され、これが生臭さの原因になります。
この「トリメチルアミン」はアルカリ性の物質。
臭いを打ち消すためには酸性の物質で中和する必要があります。
しかし、洗濯洗剤は基本的にアルカリ性のものが多いです。
洋服につく汚れも皮脂で「油」。なので、洗濯洗剤は「アルカリ性」の場合が多いんです。
『アタック』や『アリエール』などのよく見る洗濯洗剤のパッケージには「弱アルカリ性」などと記載されていることが多いんですよ。
そのため、洗濯しただけでは魚の臭いは取れないのですね。
魚の臭いを落とすには酸性のものを使う
魚の臭いの原因である「トリメチルアミン」はアルカリ性。
臭いを打ち消すには酸性のものを使って中和すれば良いのです。
具体的には
- 酢
- クエン酸
- 液体酸素漂白剤
が効果的です!
酢
どんなご家庭にもあって、一番手軽なのは酢です。
バケツ一杯(10リットル)に大さじ1杯程度使用します。
私の場合は、洗濯前に3時間程つけおきしました。
その後はそのままいつも通りの洗濯を実施。
すると、魚の臭いはほぼ消えていました。
酢の臭いも残りませんし、もっともおすすめです。
クエン酸
クエン酸も酢同様酸性ですので、中和効果が期待できます。
液体酸素漂白剤
液体酸素漂白剤も効果があります。
40〜50℃のお湯に漂白剤を混ぜ、3〜4時間程つけおきします。
しかし、液体酸素漂白剤は効果のあるものとないものがあるので注意!
実は、液体酸素漂白剤には弱酸性と弱アルカリ性のものがあります。
魚の臭いを打ち消すには酸性物質で中和しなければいけません。
そのため、効果があるのは弱酸性の漂白剤のみになります。
表示を見比べてみると、同じ「酸素系漂白剤」でも、成分が少し違います。
そして最大の違いは、「酸素系漂白剤」でも「弱アルカリ性」と「弱酸性」のものがあるのです。
そして、魚の臭いが落ちたのは「弱酸性」のもの。
魚の臭いには「弱酸性」の「酸素系漂白剤」が効くということですね♪
↑の漂白剤は酸性ですので、オススメです!
魚の臭いは早めにとりましょう
臭いを放置すればするほど細菌が繁殖してしまい、取れ難くなってしまいます。
魚釣り等でついた魚の臭いは、酢や酸性漂白剤を使って、なるべく早く落とすようにしましょう。
以上、「服についた魚の臭いを落とす方法」でした!